Windows7時代のPanasonic Let’s Note CF-B10ですが、数世代前の機種とはいえWindows10で使う分には動作に支障はありませんでしたが、Windows11では厳しそうという事でLinux Desktopを入れてみる事にしました。
Windowsで使っていたツールは、殆どLinuxにも代替品が存在するので問題は無かったのですが、Let’s Noteといえばホイールパッドが重要だったりするわけですが、ちゃんと使えるようにするにはかなり試行錯誤を繰り返してきたので、ここに備忘録として残しておきます。
ポイントは、ホイールパッドの回転スクロールを使う場合は、libinputではなくsynapticsをインストールする必要があるという事です。
apt install xserver-xorg-input-synaptics
インストール後は、/usr/share/X11/xorg. conf.d/ にできた 70-synaptics.conf を 71-synaptics.conf 等にリネームして、以下のように修正します。
Section "InputClass"
Identifier "touchpad"
Driver "synaptics"
MatchIsTouchpad "on"
Option "CircularScrolling" "on"
Option "CircScrollTrigger" "0"
Option "MaxSpeed" "0.3"
EndSection
修正後に再起動して、ウェブブラウザを起動して、ちゃんと使えるようになったのを確認しました。